完売率94%!日本でも人気が高まるSBIアートオークション

今、最も国内で勢いがあるオークション会社のひとつがSBIアートオークションです。その特徴は、主要な作品の大半が現代アートに特化していることです。それが他のオークション会社との大きな違いともいえます。
また顧客も20代〜40代の世代の方も多く、ミレニアム世代の顧客を取り込むことに成功しています。これは、日本のアートマーケットの将来にも大きな期待を持てると言っていいでしょう。年々、日本のセカンダリーマーケットが成果を上げ始めているのです。

そしてSBIアートオークションのもう一つの特徴が、出品作品の値幅の大きさです。最低価格2万円前後から数千万円と価格の幅も広く、1日の取引高は約3億〜4億円規模となります。

オークションへ参加する手順は、ネットで次回オークションのカタログを申し込むところから始まります。オークション作品の出品は、基本、このカタログ掲載のみとなります。カタログを見て気になる作品があれば、オークション前に開催される「下見会」へ参加しましょう。実際に出品される作品を見ることが出来る絶好の機会です。

そして購入したい作品があれば、オークションへの参加を申し込みます。実際のオークションの入札方法としては、会場で参加する方法もありますし、どうしても当日会場へ足を運べない場合は書面による委託入札という方法もあります。他にも電話入札やウェブで参加する方法など様々です。
そして入札をして落札できた場合、落札金額に対して15%の手数料をオークション側に支払い、作品を受け取ることができます。

個人的には下見会がオススメでとても刺激を受けます。なぜならアート好きには堪らない、草間彌生、名和晃平、李禹煥、五木田智央など、日本有数のトップアーティストの作品を一堂に見る機会に恵まれているからです。
これは国内にある美術館やギャラリーでも一堂に見ることが出来ないでしょう。オークションに参加する意思がある方だけの特権でもあるのです。

SBIアートオークションは、従来のオークション会社には止まらない様々な領域へと挑戦しています。例えばアートxブロックチェーンによって、新しいサービスを創っている「スタートバーン株式会社」と事業提携を行っています。
これは2019年4月からスタートしたプロジェクトで、落札者は希望すればブロックチェーンによる作品の証明書を付与される仕組みです。これによって、所有者が確実に「歴史に残る」ことになり、「所有する」ことの喜びや付加価値がさらに増していくはずです。

アートを購入するという文化が日本に根付いているかといえば、海外と比較した場合、まだまだ小さなマーケットかもしれません。けれども完売率94%を誇るSBIアートオークションのような会社があるのも事実なのです。
是非これを機会に、オークションの世界へも足を運んでみてはいかがでしょうか。観賞するのとはまた異なる喜びが、アートを購入することで得られるはず。