中国美術品は投資になり得るのか!?成功するための重要なポイント

投資としての中国美術品について


日本には、たくさんの中国の美術品・骨董品があります。日本国内でも頻繁に取引されており、中国の美術品・骨董品を専門に取り扱っている業者もあるほどです。

そこで気になるのが、「中国美術品でも投資をすることができるのか?」ではないでしょうか。

美術品投資をしている方や始めようとしている方からすれば、中国美術品に投資しようとする方もいることでしょう。単刀直入に言えば、中国美術品・骨董品を投資の対象として扱うのはありです。市場規模や情勢を考えていけば、美術品投資の対象の1ジャンルになり得ます。

そこで、投資として中国美術品・骨董品を扱う場合のポイントについて紹介していきましょう。

なぜ中国美術品は投資対象になるの?


中国美術品が投資対象になり得る理由は、市場での大きさが挙げられます。世界の美術品市場における規模は、アメリカがトップです。次いでイギリス、そして中国となっています。中国は世界でも有数の美術市場を誇っているのですが、これは中国の富裕層の影響が大きいです。富裕層が中心になり、中国美術品・骨董品を買い漁っています。

この動きは中国国内のみならず、日本の市場にも影響を与えています。日本に来日した中国人が、大量に中国美術品・骨董品を買い占めて中国国内で転売するというブローカーのような存在もいるのです。そのため、日本でも中国美術品・骨董品の価値は高騰傾向にあり、まだまだ上昇する可能性があって投資対象になり得るのです。

しかも、今の時代は中国オークションに出品することもできます。日本国内で中国美術品・骨董品を購入し、中国のオークションで売却して利益を得るのもありなのです。

中国美術品を投資として扱う際のポイント


<作家>
中国美術品・骨董品を投資として扱う場合、ポイントになるのが作家です。有名作家ほど、高い価格になりやすいです。地名の高い作家の作品が安い価格で販売されている場合には、投資として購入するのもありでしょう。

しかし、中国美術品・骨董品の場合、最も注意してほしいのがコピー品です。中国国内では、とても多くのコピー品が出回っています。日本国内にも、コピー品がたくさんあるので本当に作家の作品なのかがポイントになるのです。

<保存状態や付属品>
保存状態や付属品も、中国美術品・骨董品の価値には大きく影響します。良好な状態なら高値になることがありますが、状態が悪いと価値が上がりにくいです。投資として購入する際には、状態を見極めて良好な状態の作品を手に入れましょう。

そして、良好な状態を維持するために、しっかりと保管をすることが重要です。また、中国美術品・骨董品は付属品がある方が売却時に高値になりやすいです。とくに骨董品の場合には、箱や鑑定書などがあれば高値になる可能性が高くなります。

購入時には、付属品も確認して保管しておくことがポイントです。

<中国のオークションに出品>
中国の美術品・骨董品は、中国のオークションに出品して売却する方が高くなる傾向があります。日本国内でも高く売却できることがありますが、結局は中国で転売されるというケースが多いです。

それよりも、最初から中国のオークションに出品することで、高値で売却することを狙うのがおすすめです。自分で中国のオークションに出品するのは難しい方は、代行サービスなどを利用するのがいいでしょう。中国のオークションに代理で出品してくれる業者は数多くあるので、条件などを比較して検討するべきです。

投資の対象としての中国美術品


中国美術品・骨董品は、投資の対象になり得ます。中国の美術市場は大きく、価値も高騰傾向にあります。今後もまだまだ上昇していく可能性があり、投資として日本国内にある中国美術品・骨董品を入手しておくのはありです。

投資のポイントとしては、作家や保存状態、付属品などが挙げられます。良好な状態な有名作家の作品を付属品付きで安く入手できるなら、投資としては狙い目でしょう。

タイミングを見計らって中国のオークションに出品することで、利益を確保することができるかもしれません。ぜひ、中国美術品・骨董品も投資の対象としてチェックしてみてください。