現代アート作品の価値が上昇する流れを理解しておこう!

現代アート作品で美術品投資をするなら


美術品投資をイメージした場合、印象派の巨匠など過去の有名作家の作品を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。しかし実は、美術品投資は現代アート作品でも可能であり、実際に現代アート作品が購入後に何十倍・何百倍になったというケースが多々あります。日本人の現代アーティストで言えば、草間彌生氏や村上隆氏などが世界的に有名であり、手掛けた作品の価値はとても高騰しています。

このように、世界で活躍するような現代アーティストの作品を早々と入手すれば、現代アート作品でも美術品投資をすることができるのです。そこで知っておきたいのが、現代アート作品の価値が上昇するまでの流れです。その流れを掴んでおくことで、どんなアーティストの作品を入手しておくべきなのかがわかってきます。今回は、現代アート作品の価値が上昇する流れについて紹介していきます。

現代アーティストが有名ギャラリーに所属する


現代アート作品の価値が上昇する流れの第一弾は、作品を手掛ける現代アーティストが有名ギャラリーに所属することです。無所属やマイナーなギャラリーで活動している場合、どうしても知名度は高くありません。そのため、どれだけクオリティが高く、独創的な作品を残していても価値が上昇するのは難しいです。

しかし、有名ギャラリーに所属できれば話は変わってきます。現代アートの収集家や投資家、美術商などは有名ギャラリーを注視しており、将来性のある有望な現代アーティストの作品を入手しようとします。その結果、作品の価値が上昇しやすくなるのです。

また、有名ギャラリーに所属することにより、ギャラリーからのバックアップも見込めます。そのため、有名なアートフェアに出展できたりすることができ、知名度アップにつながって作品の価値が上昇しやすいのです。

国際的なアートフェアなどで知名度アップ


有名ギャラリーに所属してから、さらに作品の価値が上昇する流れとしては国際的な評価を得ることです。国際的な評価として挙げられるのが、国際的なアートフェアへの出展です。アートフェアの中には、世界中のトップギャラリーが参加するようなアートフェアがあります。

そのようなアートフェアには、世界的に影響力を持つギャラリストや国際的に活躍するキュレーターも参加するため、現代アーティストの評価を高めるチャンスなのです。ここで評価されることによって、さらなる作品の価値の高騰へとつながっていきます。

世界的に権威のあるオークションにて高値で落札される


国際的に評価されることで作品の価値は上昇するわけですが、さらに高騰につながるのがオークションにて高値で落札されることです。とくに、サザビーズなどの権威あるオークションにて高値で落札されることで、作家の知名度は一気に高まります。

その結果、需要がとても高くなるため、作品の価値が高騰することになるのです。国際的に評価されている現代アーティストの作品なら、サザビーズなどのオークションにて高値で落札されることでしょう。

まだ価値が跳ね上がっていない段階で作品を入手するのがポイント!


現代アーティストの作品の価値が上昇していく流れとしては、有名ギャラリーに所属して国際的に評価され、さらに世界的に権威のあるオークションにて高値で落札されることでどんどん高騰していく流れです。

そこで美術品投資のポイントになるのが、この流れの早い段階で作品を入手しておくことです。できれば、有名ギャラリーに所属する前に作品を入手するのがベストですしかし、それはなかなか難しいでしょう。それだけに、有名ギャラリーに注目しておき、将来有望な現代アーティストを見つけ出すのがおすすめとなっています。