現代アートではどんな作品に投資すべき?ここに注目しよう

現代アートで投資すべき作品とは?


美術品投資の中には、現代アートの作品に投資したいという方も多いのではないでしょうか。考えさせられる作品が多い現代アートは、保有しているだけで見栄えもして気持ち的にもプラスに働きます。それでいながら、投資としても収益を出せるならベストです。

そこで知っておきたいのが、現代アートへの投資ではどんな作品に投資をするべきなのかです。これまで現代アートを投資の観点から観ていない方からすれば、どこに注目して収集すべきなのか疑問になることでしょう。そこで今回は、現代アートへの投資では、どこに注目すべきなのかについて紹介していきます。

現代アート作品への投資で注目すべき点


<作品のオリジナリティ>
現代アートの作品を投資目的で購入する場合、まず注目すべきなのが作品のオリジナリティです。どこかで見たことがあるような作品、既視感のある作品はオリジナリティに乏しく評価される可能性は低いでしょう。

現代アートで評価されやすいのは、これまでの概念や考え方を覆すような作品です。それらは、総じてオリジナリティに富んでおり、新鮮味があります。オリジナリティのない作品が価値を高めるのは難しく、投資には向いていないと言えます。

また、オリジナリティは個性と捉えることが可能です。個性的な作品ほど注目されやすく、知名度もアップしやすいです。注目度・知名度が上がれば、自然と作品の価値も上昇します。これらの点からも、オリジナリティのある現代アート作品なのかは、重要な注目ポイントなのです。他のアーティストを模倣したような作品ではなく、オリジナリティのある個性的な作品に投資するようにしましょう。

<アーティストの所属>
アーティストの所属も注目しておきたいポイントの1つです。現代アートでは、所属しているギャラリーがとても重要です。アーティストはギャラリーに所属することで、販路を確保することができます。ギャラリーとしては、有望なアーティストと契約することで作品を売却して利益を得ることができます。

ギャラリーは利益を多く得るために、所属アーティストの価値を高めようとするのが一般的です。これはプロデュースと言っても過言ではなく、ギャラリーがアーティストをプロデュースすることで知名度をアップさせ、評価を高めることにつながります。

そのため、プロデュース力のあるギャラリーに所属しているのかが、ポイントとなってくるのです。現代アート作品で投資する際には、作品を製作したアーティストの所属まで注目しておきましょう。

<代表作に投資すべき>
現代アート作品で投資するなら、アーティストにとって代表作になるような作品を購入するのがおすすめです。アーティストが自信をもって製作した作品は、後々高く評価される可能性があり、投資作品にピッタリです。

代表作になりそうな作品なのかは、展覧会・個展でチェックすることができます。展覧会・個展でメインビジュアルとなった作品は、アーティストにとって自信のある作品で代表作になる可能性は高いと言えるでしょう。

厳選して現代アート作品に投資しよう!


今回は、現代アート作品に投資する際に注目すべきポイントについて紹介してきました。注目すべきポイントは、「作品のオリジナリティ」「アーティストの所属」「「代表作なのか」が挙げられます。これらのポイントに注目することで、投資を成功させる可能性は高まるでしょう。

何も考えずに現代アート作品を収集しても、投資で成功するのは難しいです。どんな作品が評価されやすく、価値が上昇しやすいのかを考えて作品を厳選しましょう。そして、作品自体を楽しみながら、価値が高騰するまでじっくりと待つのがおすすめです。