身体と頭が資本!アーティストが運動するメリット!

現代アーティスト・絵画作家として生活していく上で、一番大事なのは資本である自分の身体と頭だと思います。

ケガをして物理的に描けなくなってしまったり、精神的に辛くて筆が進まなかったりと作品を生み出すことができなくなるリスクとは常に隣り合わせだと言えます。

また、「なんか身体の調子が悪い…」「以前よりひらめきが少なくなった」という悩みを持っているアーティストもいるかもしれません。

今回は、そんな現代アーティスト・絵画作家が抱えているリスクや悩みを解決する手段としての「運動」をご紹介いたします。

運動をするメリット

ここでは運動をすることによって得られる代表的なメリットを挙げました。
どれもアーティストとして活動するためにはもちろん、健康的な身体を維持して良質なアウトプットを生み出し続けるために重要な要素となります。

是非参考にしてみてください。

精神(メンタル)が安定する

運動をして汗を流すと気分がスッキリして、精神的にも良好な状態になります。

運動を行うことによって”セロトニン”と呼ばれるホルモンが分泌され、メンタルが安定します。
“セロトニン”を分泌するにはウォーキングやジョギングなどのリズム感のある有酸素運動が特に効果的です。

“セロトニン”が分泌されることによりメンタルの安定、ストレス耐性の向上、意欲の向上、気分のリフレッシュが期待され、分泌が少なくなるとうつ症状や不眠の症状が出ることがあります。

体力が向上し活動的になる

ウォーキングやジョギング、水泳、サイクリングなどの有酸素運動や筋力トレーニングが代表の無酸素運動でも、継続して行っていくことで身体機能が向上し体力がついていきます。

体力が向上することによって制作にあてる時間を増やしたり、別の仕事と兼業しても体力的に余裕が出てきたりと、制作活動にも大きな影響を与えます。

加齢による筋力低下を食い止めることもできるので、安定した作家活動の土台作りとして取り組むことをおすすめします。

血流が良くなり様々な効果が期待できる

運動を行うことで身体の血の巡りが改善されていきます。
運動時の心拍数上昇と呼吸数の上昇によって、身体の血流が上昇します。

血流が改善されることによって以下の効果が期待できます。

・脳機能の向上
・肩こり腰痛の改善と予防
・動脈硬化を防ぎ、脳梗塞や狭心症、冷え性、手足のしびれの予防

脳の機能が向上

有酸素運動や筋力トレーニングはBDNF(脳由来神経栄養因子)と呼ばれるタンパク質を増やす効果が期待されています。

BDNFが増加することによって期待できる効果は多岐に渡り、記憶力の維持・向上や気分の向上、過食の予防などがあります。

特にHIITと呼ばれる「高強度インターバルトレーニング」がBDNFの分泌に効果的であるという研究報告があるので、そちらもチャレンジしてみてください。

運動をする時に注意するべきこと

準備運動と整理運動を必ず行う

運動強度に関わらず、運動前の準備運動と運動後の整理運動をしましょう。
準備運動は、運動中のケガの予防やパフォーマンス向上。
整理運動は、運動後の疲労を和らげる効果があります。

オーバーワークにならないようにする

身体や脳に良いと分かるとついつい運動し過ぎてしまう人がいるかもしれません。
特に毎日運動を頑張ってしまうとオーバーワークとなってしまいます。

オーバーワークになって身体が疲労するとパフォーマンスが低下してしまったり、思わぬケガに繋がる危険がありますので、最低でも週に2回は休息日をもうけて無理をしないようにしてください。

また、体調が悪いと感じた時は無理せず休養することが大事です。

脱水症と熱中症に気をつけて

運動すると身体内の水分やミネラルが体外へ出ていきます。
こまめな水分補給を行い、脱水症と熱中症の予防に努めてください。

まとめ

今回はアーティストにとって運動をするメリットをまとめました。
普段運動しないアーティストの方もこれをきっかけにウォーキングから取り組んでみることをオススメします。