何と3300倍!ヤフオクで330万円で売れた美人画作家の岡靖知

写真のように本物そっくりで驚かされる「写実絵画」という分野が近年注目を集めています。超絶技巧が要求されるため、1枚の完成までに膨大な時間がかかりスーパーリアリズムとも呼ばれています。

日本では千葉にある「ホキ美術館」がリアリスム絵画を専門に収集していますが、そうした写実絵画の世界で注目されている画家の1人が美人画作家の岡靖知です。
また作品の評価や人気だけでなく販売方法にも特徴があります。それはギャラリーでの個展だけでなく、新作を積極的にヤフオクでも出品・販売していることです。そのなかには330万円という高額で売れた作品もあり、出品価格の3300倍も高騰したケースもあるのです。

なぜそれほどの人気がどこにあるのかというと、それは作家の写実絵画に対する表現力の高さに加えて、現実と見間違いそうになるリアリティと実際に近づいて鑑賞すると絵画としての筆先を感じる対比の面白さにあるのです。実物以上に実物のような生命感があり、現実世界と絵画の境界が曖昧に感じるところも写実絵画の楽しみ方のひとつなのです。

また優しく神妙な表情をする絵画の中の女性は画家の力によって神々しくも感じます。岡靖知作品の特徴は「美しすぎる」とも評される美人画に魂が宿っているような温度が存在します。これは超絶技巧のなかでも作家の表現力に頼る部分であり、他の作家にはない魅力が現在の人気へと繋がっています。具象の中に抽象的なイメージが内包されているのです。

また背景画は人物画と異なり抽象的な表現が多く、場所が曖昧な作品も少なくありません。人物のイメージ画のようにも見えるし、どこか時空が凝縮されたようなタイムレスな魅力に包まれます。
それゆえに作品の前に立つと鑑賞者は様々なインスピレーションを受けるはずです。こうした緻密な作業を徹底していることも作品のマチエールの強度へと繋がっているのです。
またツイッターなどのSNSを巧みに利用することで知名度を広めることにも成功しており、制作と販売方法がミレニアル世代らしいともいえるでしょう。

投資という面から考えても、岡作品が確実に価格が上がる可能性が極めて高く、日本人アーティストで自信を持って購入(投資)をオススメできる数少ない写実画家なのです。
作品の購入を検討してる方にとっても写実絵画という分野は見た目にも分かりやすいので、これからアートを勉強してみたい方に取っても理解しやすいという事も大きなメリットでしょう。

コレクションする際は具象と抽象に拘らないコレクターもいれば、ある分野や作家を集中して購入するコレクターもいます。美人画も日々発展著しい分野なので、ぜひギャラリー等で鑑賞して購入してみてはいかがでしょうか?

著者:アートノミクス@金融&アートライター

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