フリーランスの一番の敵!?未払い対処には弁護士費用保険「フリーガル」

2018年1月に「副業・兼業」について政府からガイドラインが示されました。 これを受けて副業が当たり前となったこのご時世ではありますが、様々なトラブルも急増していることもまた事実です。

作家の中にはアート活動をやりながら、フリーランスとしてライターやイラストレーターなど別の仕事を持つ方も多いのではないでしょうか。仕事の仕方も多種多様となった昨今ですが、クラウドソーシングサービスで受注したり、直接仕事を受注したりと時代は進みましたが、報酬未払いなどのトラブルも増えております。

そこで、今回紹介するのは報酬未払いなどのトラブル解決ができる弁護士費用保険フリーガルです。 加入していれば、トラブルへの対応や高額な弁護士費用も保険で対応が可能となります。

弁護士費用保険フリーガルって?

フリーランスの方が業務妨害行為に該当するような報酬未払い等の法的トラブルにあった場合に、円満な解決をサポートために、 一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会と損害保険ジャパン日本興亜株式会が提供を開始したサービスとなります。

内容はトラブルの予防や発生についてアドバイスを受けることができたり、また、損保ジャパン日本興亜の承諾のもと弁護士対応を行う場合に、保険金を支払ったりと充実したサービスとなります。

フリーガルに入会するには

フリーガルに入会するには「フリーランス協会」へ一般入会(年間1万円)が必要となります。一般入会すると様々な福利厚生サービスも受けることが可能となります。それだけではフリーガルは受けられません。フリーガルに加入するために年間5000円~の保険料が別途かかります。

報酬トラブルに巻き込まれるのが嫌な方などはぜひ加入を検討してみては。

フリーランス協会とは

フリーランス協会は、正式名称を「プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会」といいます。フリーランスのための非営利団体であり、フリーランスやパラレルワーカーの有志で設立されました。入会は無料入会と有料の一般入会があります。入会すると様々フリーランスに重要な情報や賠償責任補償、福利厚生サービス「WELBOX」、所得補償制度などが利用も可能です。
URL:https://www.freelance-jp.org/

フリーランスの現状は?

内閣府が2019年7月に発表した推計をみると 副業も含めたフリーランス人口は約341万人という数字があります。また、フリーランス協会が一般会員向けに実施したアンケート調査によると約7割のフリーランスが取引先との報酬トラブルを経験しているというデータもあるようです。

フリーランスの声

本来あってはならないことですが、フリーランスで仕事をしていて「報酬の未払い」というトラブルは決して珍しいことではないようです。たとえばtwitterには以下のようなフリーランスの嘆きがつぶやかれています。

フリーランス トラブル編

まとめ

報酬トラブルは個人で対応することは、パワーも必要ですし法律を学ぶことも必要です。時間だけが過ぎてしまい泣き寝入りとならないためにも、フリーランスで仕事をしている方は、フリーガルに加入も考えてはいかがでしょうか。もちろん、保険なので加入にはある程度のお金もかかるのであなたの収入や自己解決が可能かなどよく考慮してください。