国内外の美術品のECサービス10選

2019年現在、美術品をネットで購入するサービスが増加しています。今回は国内外のオススメECサービス10選をご紹介します。

<国内>

OIL by 美術手帖

アートマガジンの「美術手帖」が日本有数の現代美術のギャラリーと手を組み創り上げた、アートのオンラインマーケットプレイスです。人気作家も多数出品しており、思わぬ掘り出し物も掲載されています。日本のアートを知るにはこのECサイトといえるでしょう。

tagboat

日本のオンラインギャラリーをリードしてきたのがtagboatです。2019年3月からは銀座・阪急メンズ東京にもギャラリーをオープンさせ、ネットとリアルショップの両方の面白さを味わえます。アート系ECサイトとして日本のアート界を引っ張る存在です。

WALLS TOKYO

現代アートに特化しており、国内外問わず、様々なグローバルアーティストの作品を揃えています。ギャラリーも併設しており、さまざまな企画展で作品を見る機会に恵まれています。日本語で海外アーティストの作品を購入できるのもメリットといえます。

ART ACENES

日本のトップギャラリーのミヅマアートギャラリーやラディウム・レントゲンヴェルケなどと提携しており、日本の現代アーティストの作品をネットで購入することができます。将来、何十倍にもなる作品が眠っているかもしれません。

TRiCERA

アートとITの力で、日本のアートを国境を越えて伝えることを目指している越境ECサイトです。今後の動向に注目したいサイトです。

<海外>

Artsy

NYで誕生したアート系スタートアップ会社。作品もお手軽な値段から数億円するような高額な作品まで多数紹介しています。作品掲載も30万点以上とECサイトで圧倒的な規模なのも特徴です。

Patreon

このサイトの特徴はPatreonに登録したアーティストにファンが直接支払いをするところです。現在、アクティブユーザー数は100万人を超え、登録アーティストも5万人います。アートのファンビジネスとして、その在り方が注目されています。

Artling

シンガポールを拠点に活動するアート系スタートアップ企業として2013年に誕生しました。アジアのトップギャラリーの作品をオンラインで購入できるECサイトとして、年々、影響力が増しています。富裕層が多数いるシンガポールという土地柄、アートへの需要も高まっており、更なる成長が期待されます。

ArtBinder

NYを拠点に世界発のアート管理ツールという分野で活躍しています。コレクターとの連絡や購入にあたっての業務、展示会運営など、ギャラリーにはなくてはならない業務をサポートしてくれる会社です。

ArtFinder

アートの登録販売サイトです。気軽にアート作品を購入できるように、色やスタイルなどをあらかじめ検索できるツールもとても便利です。有名無名問わず、幅広いアート作品に触れることができるのも魅力のひとつでしょう。

以上が「国内外の美術品のECサービス10選」です。今後も新しいECサイトが次々と生まれるのは間違いなく、アートを購入することが日常生活へと近づいていることは間違いないでしょう。