アーティストの方でも、専業の方と兼業で行っている方がいると思います。日本の美術界は、美術館などでアート鑑賞はするが、アートを購入する事は少ないといった現実があります。
当然アーティストは創作活動に全力を注ぎたいと考えていても、生きていく上で必要な生活費を稼がないと作品を作ること自体が出来ないというジレンマが付き纏います。そこで今回は兼業でアーティストを行うと割り切った考え方のもと、「プロの副業」という求人サイトについてご紹介していきます。
プロの副業とは
「プロの副業」はプロフェッショナルなスキルを持つ人材に対して、エージェントを介して、就業先企業のサポートを行います。簡単に言うと転職エージェントの副業版になります。
エージェントはスキルや適性を判断し企業とのマッチングの提案をしたり、求職者が言いづらいような、報酬などの条件交渉も行ってくれ、企業との間をトラブルなく取り持ってくれます。
求人案件には画力が生きるデザイナーなどのクリエイティブな職もあり、アーティストとして副業を行う上で魅力的な求人が多数用意されています。
出典:プロの副業
エージェントの強み
自分で副業探しを行う事も出来ますが、「プロの副業」ではエージェントが様々なサポートをしてくれます。前述の企業とのマッチング提案や、条件交渉などもその一つです。
それ以外でも、エージェントは就業先の人事とも繋がりがありますので、事前に就業先企業の情報を聞くことが出来き、雰囲気やイメージを掴みやすくなります。その為、せっかく働き出しても想像と違ったというようなギャップが少なくなります。
また職に関するキャリアの少ない場合でも、エージェントが企業へ積極的に後押ししてくれ、個人で職探しするよりも成功に近づきやすくなります。
副業での働き方
副業と言ってもどういった働き方があるのかと言う点は、求職者にとっては気になるところです。
「プロの副業」では色々な契約形態の求人案件が用意されています。フリーランスの方に多い業務委託契約の他、プロジェクト単位での求人、非常勤での高額案件など様々な働き方の求人があります。
またコロナ禍でも増えいているリモートワークの求人など、柔軟な働き方の求人がありますので、アーティストとして創作活動とのバランスを取りながら働ける仕事がきっと見つかるでしょう。
アーティストと副業
アーティストの副業に関して画家や一般の人はどのように感じているのでしょうか。様々な声をまとめました。
まとめ
アーティストとして創作活動に集中したい。その為にはそれ以外の行動は一切排除するという考え方も勿論あるでしょう。
しかし「絵が売れる=プロ」でもあると思います。それは画家以外の職を持っていたとしても、作品がお金に代わる時点で画家であることに違いはありません。
また上記のTwitterでもご紹介した画家、中島健太さんが言うように、副業を持って生活基盤が出来ているからこそ、作品の売上を気にすることがなくなり、誰にも媚びない自分の描きたい作品が出来るといった面もあります。
アーティストとして中々生活が成り立たないと感じている方は、一度考え方をフラットにして、副業という選択肢も視野に入れてみてはいかがでしょうか。