文化芸術関係者に最大150万円、総額560億円の支援策を第2次補正予算案で方針を固める

政府は5月26日、新型コロナウイルスに対応する第2次補正予算案に、文化芸術・スポーツ関係者や団体に、活動の継続・再開を支援する為に総額約560億円の支援策を組み込む方針を固める。

個人に対しては最大で150万円を支援する方針。

5月25日に首都圏と北海道の緊急事態宣言が解除され、全国全てで自粛解除になりましたが、今なお美術館やギャラリー、展覧会などの再開は限られている現状です。2月頃から約3ヶ月ほどの間、文化芸術関係者は活動自粛で逼迫した状況が続いています。

勿論、国や地方自治体によるアート支援策は現在も存在しており、国では持続化給付金などフリーランスへの支援策。また東京都であればアート支援策として「アートにエールを!東京プロジェクト」を立ち上げております。

しかしこれらの支援策でも応募が殺到しており、「アートにエールを!東京プロジェクト」では定員4,000人に対して16,000人から申し込みがあり一時サーバーがダウンするほどでした。

※5月26日に東京都がHP上で発表された更新情報によれば、申し込みのあった16,000人に対し、要件を満たせば全員がプロジェクトに参加可能と発表されています。
しかし、これ以上に募集枠を増やすよう要望が多くあるが、再募集に関しては今のところまだ検討との事です。

新型コロナウイルスによって失われてはいけないアートに灯をともすべく、踏み込んだ支援策として示された。