アート投資を行う際、どういった作品を購入すれば良いか悩むと思います。自分が気に入った作品を購入し値上がりを待つという方法がありますが、その作品が高騰するかどうかは難しいものです。
このような、どういった作品をアート投資として購入すれば良いか悩んだ際に選択肢として挙がってくるのが、アートファンドやアートコンサルティングファームです。
今回はアートファンドやアートコンサルティングを行うサービスや企業をまとめました。
ACFアートコンサルティングファーム
ACFアートコンサルティングファームでは投資向けのアート作品のデューデリジェンスから、購入・運用の助言、Exit戦略の立案を膨大なデータと専門知識からコンサルしてくれるアートコンサルティングファームです。
アートコンサルティングファーム(ACF)は、美術全般に関するあらゆるニーズに対し、顧客目線に立ち、高い専門性による多面的…
SBIアートフォリオ
SBIグループのアート事業です。国内でも人気の高まっているSBIアートオークションの運営を行う以外でも、アート作品の購入検討者へコンサルティングを行っています。
また作品の購入・売却における助言の他、SBIグループが運営する各種金融サービスのポートフォリオにアートを組み込むことで、リスク分散された資産運用の提案も行います。
Art & Finance
監査法人トーマツが行うアートビジネスに関するアドバイザリーサービスです。2019年11月にサービスの提供が始まったばかりですが、主にアートビジネスの課題についてサービスを展開していきます。
アートファンド、オンラインアート販売戦略の構築などの「Finance」。美術館戦略構築、文化による地域再生などの「Culture」。アートにおけるマネーロンダリング戦略、来歴管理などの「Legal」。の3つの観点を軸としています。
先ずは個人向けアートファンドではなく、金融機関、公共・民間美術館のアートを活用したビジネス開発・助言などを行っていきます。
グローバルで提供する、アートを取り入れた新規事業創出支援、アート取引に関わる事業体へのマネーロンダリング対策支援に関連し…
SMBC信託銀行 美術品信託
SMBC信託銀行は美術品を信託財産として取り扱い、承継、相続、管理、保管、運用、売却、貸出までを一貫して手掛けます。
美術品の保管や売却を望む法人の代行や、個人が美術品を特定の人へ承継したい場合など対象は様々です。
また美術品の保管に関しては寺田倉庫、美術品の評価などの助言についてはM&Iアート株式会社と連携しています。
アートファンド ※旧ナショナル・アート・コレクション・ファンド(イギリス)
美術館であるナショナルギャラリーが母体となっているナショナル・アート・コレクション・ファンド。
イギリスから美術品の海外流出を防ぐため、1903年に美術評論家やアーティストによって創設されました。
ファンドでは調達した資金で美術品を購入し、購入した美術品をイギリス全土の美術館へ寄贈する公的な要素の強いファンドとなっています。