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コラム

「数字で読み解く GDPとアートフェアの関係性」

アートフェアがその国の特徴や地域性、トレンドを映し出す鏡だとしたら、そこには必ず経済の流れも介在しているはずです。なぜなら私たちが生きる社会は経済なしでは存在せず、経済を通じて様々な交流が生まれているからでず。それはアートフェアも同様です。そこに需要があり経済が生まれるからこそ開催されるのです。今回は年々盛り上がりを見せる4つのアートフェアと開催国のGDPの関係性について調べていきます。 アートス […]

なぜアート市場は発展したのか?アートと経済学の関係

 はじめに アートを国家事業の根幹に置いている国  アートと経済学の関係で最も面白い事例を持つ国があります。それは日本の小豆島と同じくらいの規模であるヨーロッパの小さな国、リヒテンシュタイン公国です。実に500年以上もの間、継続してヨーロッパのアートと関わって収集してきた歴史を持ち、国家事業としてアート作品をコレクションしてきました。 特に公爵家が経営の母体として運営しているLGTリヒテンシュタイ […]

アートの経済的価値と重要性とは何か

 今回はアート作品がどのように経済的価値を持つようになるのか、その仕組みと価値体系がいかに重要なのかについて解説していきます。 ゴッホを生んではならない  画家ゴッホは生前1枚しか絵が売れなかったという逸話はあまりにも有名ですが、どんなに才能に恵まれたアーティストも作品を誰にも見てもらえなければ、地球上に存在していないのと同義となってしまいます。もっと正確に言えば、アートワールドで評価され歴史に名 […]

有事の金、有事のアート

はじめに  新型コロナ・ウィルスの影響により様々な分野における人と人との交流がストップし、世界経済は景気後退期へと突入しています。例えば4月の米国失業率は過去最悪の14.7%となり、失業者数は2023万人と前例のない未曾有の時代へと突入しています。たとえ米国のFRBの金融政策は世界経済の動向を知る上で欠かせませんが、今は2008年に起こったリーマンショックを超える、前例のない金融緩和策を次々と打ち […]

美術品とオークション関連株の企業分析(国内外)

はじめに メガギャラリーの台頭とアートシーン   世界的な現代アートの潮流として、米国のメガギャラリーの拡大化が進んでいます。特にガゴシアン、デヴィット・ツヴェルナーを筆頭に、ニューヨークを代表する現代アートギャラリーの勢いは凄まじく、1950年代から大小様々な規模のギャラリーが登場した群雄割拠の時代も、メガギャラリーの登場によって終焉を迎えそうです。その一方、近年ハイテク企業の最新テクノロジーを […]

アートと資本主義~天井知らずのマーケット~

はじめに  アートが好きであってもアートの価値や価格がどのように決まっているのか、答えられる方は案外、少ないのではないでしょうか。実際、アートには価格を決定する基準や相場のようなものが明確にはなく、ましてや法律で定められている訳でもありません。その時々のトレンドや景気動向、マーケットの流れに左右されることが殆どなのです。 こうした不確定要素を含めた特徴があるのがアートマーケットの面白さであり、また […]

「アートとクラウドファンディング~新しい投資のカタチ~」

<はじめに 評価経済という新しい投資のカタチが生まれている>  SNS全盛の時代において、従来の経済の流れも少しつづ変化してきました。そのひとつが「インフルエンサー」とよばれるtwitterやinstagramなどのフォロワーが1万人以上いるプレイヤーです。そのインフルエンサーも規模の大小があり、例えばフォロワーが何十万人いるよりも、数万人のフォロワーを持つプレイヤーがクラウドファンデ […]

アートを積極的に取り入れている企業事例(GAFAなどの米国企業と日本企業の事例)

はじめに  近年、アートを積極的に取り入れている企業がメディアなどで紹介されることが多くなっています。ハイテク企業、金融機関、アパレル企業、様々な企業の社内にアートが当たり前に融和しているのも特徴です。 例えばGAFAなどのテック企業と現代アートの親和性は高く、常に新しい挑戦をして歴史を創り続けていく上で必要な「革新性xイノベーティブ」という共通項を持っています。今回は実際にアートを取り入れている […]

アートと資本主義~「使用価値」と「交換価値」の関係~

<はじめに>    アートと経済の関係は常にセットとなっています。アートに商業主義を持ち込むことの賛否は個人の哲学によって意見が異なりますが、「資本主義」の世界にいる限り、アートと資本主義の関係性を意識しておくことで、作品がどのように価格設定されているのか、その背景を理解することができます。今回は「使用価値」と「交換価値」の関係から、資本主義とは何か、アートの価格、そこに生じるパラドッ […]

「アート投資法~プライマリーマーケットとセカンダリーマーケットとアートファンド~」

<はじめに>  アートを資産運用の投資対象と考えたときに、アートがどのようなマーケットで形成されているのか、アート投資の種類やメリットについて、今回は解説していきます。 <3つのアート投資法とは>   アートは大別するとプライマリー(一次市場)、セカンダリー(二次市場)、アートファンド、この3つに大別することができます。それぞれアートの世界でも違う特徴があり、それを把握するとアートワー […]