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美術史/美術技法

ジャポニズム、印象派、ポスト印象派、象徴主義、ナビ派-美術ヒストリー

美術ヒストリー ジャポニズム  1855年にパリで行われた万国博覧会により日本の浮世絵などが紹介されます。これが西洋の芸術家を大いに触発するきっかけとなります。やがて日本趣味が西洋で大ブームとなり、この一連の現象をジャポニズムと呼んでいます。特に葛飾北斎や喜多川歌麿の浮世絵は人気を博します。なぜなら西洋画にはない線と余白で構成され、どこまでも平面な世界を見事に構築しているからです。この当 […]

新古典主義、ロマン主義、ラファエル前派、写実主義(リアリズム)、ゴシックリバイバル-美術ヒストリー

美術ヒストリー 新古典主義 フランス革命によってそれまでの歴史に対する関心を激しく掻き立てられ、画家は英雄主義的なものを強く主題に求めるようになりました。当時のフランスの知識人達は自分達をギリシャやローマ人の生まれ変わりだと考えたがっており、ローマ的なものが好まれる傾向が強くなっていきます。特に建築や絵画の分野で如実にその特徴が表れており、それらを総称して「新古典主義」と呼んでいます。この時代を代 […]

シュプレマティズム、ロシア構成主義、新造形主義、形而上絵画、ダダイズム、シュルレアリスム-美術ヒストリー

美術ヒストリー シュプレマティズム シュプレマティズムは「絶対主義」を意味する言葉で、ロシアの画家マレーヴィチが考案した抽象絵画の哲学とも言えるでしょう。キュビスムを応用する形で生まれ、絵画や四角形、三角形、十字など極めてシンプルな形と線で構成された絵画です。抽象表現のなかでも「冷たい抽象」と呼ばれるほど落ち着きがあり、思考の深みがあるのもポイントです。絵画の要素として意図的に意味や物語性の一切を […]

アクリル画、テンペラ、フレスコ、パステル(クレヨン画)-美術技法レポート

技法レポート アクリル画  アクリルは様々な画材の中でもとても扱いやすく、耐久性に優れていることも大きな特徴です。また万能とも言えるほど使い勝手も良く、水彩のようにも油絵のようにも使えるため、様々な技法が生まれています。例えば水彩画でもよく使われる「ウェット・イン・ウェット」という技法のように水を含んだ紙と絵具によって独特な滲みの効果が生まれます。それとは対照的な「インパスト」技法は油絵のように盛 […]

ルネサンス、マニエリスム、バロック、ロココ様式-美術ヒストリー

美術ヒストリー ルネサンス  紀元300年代になるとローマ帝国内における最大勢力となったキリスト教は、集会の場所に課題がありました。それは「パシリカ」と呼ばれる集会所にあった装飾性について、神の家に彫像を置くことはあってはならないものだったからです。そして6世紀末のローマ教皇グレゴリウス1世は「文字が読めない者にとって絵画は大いに有意義なものである」と推奨しました。当時、教会の図像について反対する […]

コラージュ、フロッタージュ、デカルコマニー、スクラッチ-美術技法レポート

技法レポート コラージュ  コラージュはフランス語で「糊付け」を意味する言葉で、アートの分野でコラージュ技法が生まれたのはキュビスムが生まれた20世紀初頭のことです。当時の芸術の中心地パリには世界中から様々な芸術家が集まっていました。ムーランルージュを中心に劇場も花開き、様々な分野がジャンルを超えて混じり合うようになったのは自然の流れでしょう。絵画の分野における最初のコラージュ作品はピカソとブラッ […]

新表現主義、アウトサイダー・アート、ボディアート、ランドアート、メディアアート、シミュレーショニズム-美術ヒストリ-

美術ヒストリー 新表現主義 新表現主義はニューペインティングとも呼ばれ、全盛を極めたミニマルアートの反動で生まれた芸術運動です。抽象表現の文脈を踏襲しながら、今までの美術の歴史ではアートと認められていかったラフで激しい描写と強烈な色彩をキャンパスに残しています。この手法の代表的な画家がアンゼルム・キーファーとバスキアです。キーファーはキャンバス上に描く際に、多種多様な素材を利用して描いています。意 […]

抽象表現主義、ポップアート、新即物主義、コンピュータアート、コンセプチュアル・アート-美術ヒストリー

美術ヒストリー 抽象表現主義 戦後の1940年代後半からの美術は「現代アート」に分類されます。ジャクソン・ポロック、ウィレム・デ・クーニング、ロスコなどのアーティストがニューヨークのアートシーンに登場します。キャンパスを描く画面ではなく「場所(フィールド)」に変え、抽象的な色彩を叩きつけたようなアクション・ペインティングと呼ばれる作品が登場します。その他にもバーネット・ニューマンが目指したカラーフ […]

3Dアート、ウォールアート、モザイク、切り絵、ちぎり絵、ジークレー-美術技法レポート

技法レポート 3Dアート 3Dアートはアートワールドの世界ではまだまだ評価されていないのが現状でしょう。ジャンルとしてはトリックアートに分類され、2次元で描かれたものが3次元の世界だと目が錯覚する、そうした不思議な感覚になるもの大きな特徴です。特にエンターテイメントや広告の分野で利用されることも多いのです。ではなぜ分かっていても人間の眼が騙されるのかというと、3Dアートには左目用と右目用の絵が設計 […]

凹版画(胴版画)、平版画(リトグラフ)、孔版画(シルクスクリーン)、浮世絵-美術技法レポート

技法レポート 凹版画(胴版画) 15世紀の半ば頃からイタリアやドイツで胴版画が登場し、そこから約1世紀の年月をかけて胴版画(凹版)の技術は格段に上昇していきます。それに伴い一般的な木版画は衰退していくこととなります。なぜなら木版画では困難で緻密な作業が胴版により可能となったからです。素描したものを木版画にするよりもはるかに簡単になったことも大きいでしょう。技術的にはドイツの画家アルブレヒト・デュー […]